オレフィンプロセス
当社は1963年の創業以来50数年にわたり数々のUOPプロセスを石油精製・石油化学産業界に提供し、国内では450基以上のライセンス実績があります。UOP社はプロセスの開発に力を入れており、絶えず技術の進化に取り組むとともに、各種プロセス向けの触媒提供も行っています。
Oleflexプロセス
プロパンの脱水素によりプロピレン、またはイソブタンの脱水素によりイソブテンを製造するプロセスをライセンスしています。連続再生式(CCR)の触媒再生塔を採用し、高効率かつ安定した連続運転を可能にしています。
UOP/Totalオレフィン・クラッキング・プロセス(OCP)
エチレン装置やFCC装置から生産されるオレフィン濃度の高いC4~C8留分を原料として、高プロピレン/エチレン比での製造を可能にするプロセスで、1990年半ばにATOFINA(現TOTAL)が初期の技術開発を実施し、UOP社がライセンス技術として提供しています。
KLPプロセス
ブタジエン中のアセチレン類を選択水添してジエンにするプロセスをライセンスしています。従来の2ステージタイプのブタジエン抽出にKLP法装置を導入することにより、ブタジエン製造能力の増強、さらにはアセチレンの副生を防止できます。また、2ステージ抽出塔の1段をKLP法装置に置き換えることが可能です。
MTOプロセス
天然ガスや石炭ガス化から製造されるメタノールを原料として、高効率でポリマーグレードのオレフィンに転換するプロセスをライセンスしています。UOP Advanced MTOプロセスは、MTOプロセスとOCPプロセスを組み合わせた技術で、他のオレフィン製造プロセスに比べ、オレフィン収率、製造コストの面で圧倒的な優位性を誇ります。
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