脱臭・VOC処理用触媒
大気汚染や悪臭公害の原因となる揮発性有機化合物(VOC)の処理技術として、酸化触媒を使用した触媒燃焼法(触媒式脱臭法)および蓄熱式触媒燃焼法がございます。
当該技術は、他方式(直接燃焼法、蓄熱式燃焼法等)に比べて高効率な脱臭・VOC処理性能が期待される他、より低温領域で運転できることからCO2削減に繋がり、温暖化対策に貢献いたします。
触媒酸化燃焼法の長所として下記が挙げられます。
- VOC処理効率が高い(ファイブナインの実現)
- COの完全酸化が可能(他の燃焼方式では困難)
- 低温燃焼が可能(低燃費、装置長寿命)
- 電気ヒーター利用可能(CO2削減)
触媒仕様
ハニカム状、発泡金属状、粒状の3種類の形状をラインアップしております。
耐熱性触媒、耐毒性触媒(有機Si、有機P、硫黄、ハロゲン)なども取り扱っておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
触媒種 | NHシリーズ | NMシリーズ | NSシリーズ | |
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形状 | ハニカム状 | 発泡金属状 | 粒状 | |
標準サイズ | 150×150×50t mm | 590×440×11t mm | Φ2.5~4 mm | Φ4~6 mm |
充填比重 | 約0.7 g/cc | 約0.6 g/cc | 約0.4 g/cc | 約0.7 g/cc |
使用温度域 | Pt: ~550℃ Pd: ~700℃ |
NM-1: ~550℃ NM-2: ~600℃ |
Pt: ~550℃ Pd: ~700℃ |
実績
塗装、乾燥、焼成、焼結、発酵などの様々な工程から排出されるVOC処理において国内外で10,000基以上の運用実績があります。
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担当部門 | 環境触媒本部 |
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TEL | 03-5436-8479 |