検索

アンモニア改質触媒 (NH3 Cracking)

アンモニア改質触媒 (NH3 Cracking)

  • 現在、カーボンニュートラル社会の実現に向け、エネルギーキャリアとしてのアンモニアが注目されております。
  • NH3を燃料として燃焼した際のリークNH3やN2Oの酸化還元触媒のみならず、NH3から水素を取るNH3クラッキングにも注目しております。
  • NH3をエネルギーキャリアとして利用する場合、NH3の直接利用だけでなく、NH3の大部分をH2に分解し発電機等で利用するケースがあります。この場合、NH3に求められる純度は低くなります。しかし、固体高分子型燃料電池としてH2を必要とする場合には高純度なH2が求められ、触媒では高性能なNH3分解効率が要求されます。
  • 弊社ではNiを高担持したNi系のNH3クラッキング触媒、低温域から反応するRu系のNH3クラッキング触媒をラインナップに取り揃えております。

反応原理

  • アンモニアの反応は下記の通りNH3合成の逆反応であり、高温・低圧下で分解反応は比較的容易に進行しますが、NH3を完全に水素に分解することは化学平衡上困難です。
  • アンモニアを分解して水素を取り出す反応は強い吸熱反応であり、適切な入熱が必要となります。
反応原理
  • 弊社ではNOxやN2Oの生成を抑制したNH3分解触媒を有しており、NH3の燃焼熱と組み合わせて使うことによりCO2フリーの入熱が実現できます。

NH3改質触媒の性能データ

NH3改質触媒の性能データ

担当部門に直接お問合せ

担当部門 ビジネスイノベーション推進室
お問合せページ
TEL 03-5436-8484
FAX 03-5436-8680