people
製造工程をより深く理解し、 会社を発展させる人材になりたい
製造部 第1グループ 2023年入社
五感による観察で、
あらゆる異常をいち早く察知する
大学では環境材料化学に関する研究室に所属。河川や湖などの水質汚染の原因となる物質を吸着・浄化する物質の合成に取り組んでいました。学んだ知識を活かせる化学系製造業に特化して就職活動を行い、日揮ユニバーサルの選考に参加。もともと触媒に興味があったことに加え、人事担当の物腰の柔らかさに安心感を覚えたことも入社の後押しとなりました。製造部第1グループは、石油精製および石油化学触媒の製造を担う部署です。工程に応じて4つのセクションに分かれており、私は、触媒の原材料である金属を溶解して液体にするセクションに所属しています。工場を安全に操業し、高品質な触媒を製造するには、あらゆる異常にいち早く気付く観察眼が必要です。数値の管理はしっかり行いつつ、場合によっては数値には表れない異常もあるので、「設備から異音がする」「触媒の色がいつもと違う」など、きちんと五感を使って判断することが大切だと考えています。
工場の稼働状況を正確に把握し、
効率的にトラブルを解決
異常に気付いたら、次は原因を特定し、解決に向けて動かなければなりません。配属当初は先輩の指示に従うだけで精一杯でしたが、経験を積んでオペレーションや設備、触媒への理解を深め、徐々に自分の考えで行動できるようになりました。例えば、pH計の数値がおかしければ、「配管の中にスケールが堆積して流量が適切ではなくなっているのかも」と予測し、「液体を流すのを中断して配管内を掃除しよう」といった判断を自ら行っています。製造を止めることはできないので、できるだけ工数を抑え、効率的にトラブルを解決するという観点も重要です。様々な要因が複雑に絡み合う工場の稼働状況を把握して最適な手段を導き出し、実践することにやりがい感じています。日揮ユニバーサルを発展させる人材になることが私の目標。まずは、グループにおける全セクションを経験して製造工程をより深く理解したいです。将来的には、研究開発や生産技術といった分野にも挑戦したいですね。
ある1日のスケジュール
- 08:00
- 出社。業務引継ぎ
- 08:20
- 工場内に異常がないか巡回
- 09:00
- 午前のオペレーション作業
- 12:00
- 昼休憩
- 12:45
- 午後のオペレーション作業
- 15:00
- 本日の業務内容、異常や気になった点を引き継ぎ帳に記入
- 16:25
- 業務引継ぎ、退社